最近考えることは人間と物の違いについてだ。「意志を持つのが人間」ともっともらしいことをいう人もいるが、今の世の中自分の明確な意志を持つこと自体難しいものでいったい何人の人が意志を持ち続けているのだろうか不思議になる。だいたい快楽主義の人間が多い今の御時世では何も考えないで動いているほうが楽に決まっている。
「感情を持つのが人間」という人もいる。しかし刺激の多い世の中でいろいろなことにいちいち感情をあらわにしていたら神経がすり減ってしまう。
互いのことを物としか思えないのなら互いを傷つけても涙も流れないし自分の利益のために簡単に相手を切り捨てることもできる。結局人の上に立つ人間はこんな「物」が多いのだろうか。それじゃあ「信頼」という言葉がそのうち死語になってもおかしくない。
未だに違いがよくわからない。大昔の人はこんなことで考える余裕すらなかっただろう。その分幸せだったのだろうか。
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